モトコ記録

モトコンポといいつつカレコがメインの整備記録

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カレンの見分け[カレンS編]

カレンSはちょっとだけ細部変更されました
ライト廻りの外見がカレンとは違いますから
車体まるっと残っているなら判断するのは簡単です
http://www.honda.co.jp/news/1981/2810224.html

●やっかいなカレンS
ではエンジン単体ではどうでしょう?
外見上は12Vカレン後期と変わりません
あえて言うならサイドスタンドの有無でしょうか

カレンSはサイドスタンドが標準装備
しかしオプション販売で6Vでも12Vでも装着された可能性がありますから
これだけでカレンSだと決め付けることはできません

●減速比の確認

確実なのはドライブシャフトの歯数を数えます
カレンSは登坂能力の向上を謳う為にちょっとローギヤ設定にされて
ドライブシャフトが13Tから12Tへ変更、
減速比が1次 2.615から2.833になりました
そこでカレン12V後期の条件を元にしてドライブシャフトが12TならカレンSと断定できます

●ローギヤって効いてるの?

サイドスタンド使用カレコ
元はカレンSエンジンです
整備をしても最高速が今ひとつで当初は悩みましたが
ファイナル3軸の1次側をタクティやスカッシュと交換してハイギヤ化で解決
自分的には交換前って坂につよかったかなぁって感じでカレンSの評価はちょっと低いです
(適正評価をするなら12V後期のファイナル3軸で一度試さないとダメですけど)
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カレンの見分け[部品編]


需要があるかは不明ですがもうちょっと細かい部品まで判別

●ジェネレーターで判別:6Vか12V

ジェネレーターカバーを外した状態
黄印:ジェネレーター、赤印:フライホイール

6Vはジェネレーターカバー→フライホイールを取り外すとジェネレーターが見えます
12Vはジェネレーターカバーにジェネレーターが取り付けられています
(6Vカレンの画像は無いんで同型のモトコで代用)


●駆動系で判別:役立たず情報


・プーリー側

プーリー側は全種共通
見分けがつかないと言うかつける必要が無し
6V・12V・前期・後期どれとでも入れ替え交換可能

・クラッチ側

クラッチは前期と後期で保持の仕方に違いがあります
6V前期から12V前期、6V後期から12V後期へクラッチ移植は可能ですが
6V前期から12V後期等の組み合わせは不可
前期は前期、後期は後期で合わせます

クラッチ側のメモと画像を消失しちゃいました。

●ファイナル3軸で判別:前期か後期

カバー(ファイナルリダクション)を外すとファイナルギヤの3軸が見えます

・内部構成


・ドライブシャフト

カバーに取り付けられたままのドライブシャフト
前期はシャフト根元、オイルシール手前(赤印)に段付き
後期は黄印に段はありません

見た目でシャフト形状にちょっと違いがあるし
太さも、前期12mmから後期15mmへと変わっています

※前期シャフトの太さを訂正
誤:13mm → 正:12mm
ご指摘ありがとうございました(^^)


・ドライブシャフト(取り外し)

シャフト形状の他にギヤの仕様が違います
前期はギヤの歯が斜めのヘリカルギヤ
後期は平行な歯の平ギヤ

・カウンターシャフト

前期はシャフトとギヤが一体式
後期はシャフトとギヤが分離します

シャフトとギヤが組まれている状態でも
前期はヘリカルギヤ、後期は平ギヤだから区別できます

・ファイナルギヤ

ファイナルギヤはRホイールナットと同じ見方
前期:割りピン穴有り、後期:割りピン穴無し になります

カレンの見分け[エンジン編]


エンジン編ですが車載状態でも使える判別方法を含んでいます
画像の中には車載のままやカレコ化済みのものもありますが
そこは気にせずカレンエンジンにのみ注目してください

●ジェネレーターカバーで判別:6Vか12V

エンジン右側面
12Vは分厚いアルミ製のカバー
6Vはうすっぺらいカバーでモトコと共通部品です

●セルモーターで判別:6Vか12V

セルモーターが付いていれば12V、無ければ6V
12Vでセルモーター無しの仕様はありません

●Rホイールナットで判別:前期か後期

回り留めの割りピンが付いているのが前期、王冠ナット
普通のセルフロックナットなのが後期
(前期:キャッスルナット、後期:リアーアクスルナット)

・Rホイールとナットが無いときは?

ファイナルギヤーのシャフト先端を見ます
割りピン用の穴があれば前期、無ければ後期
ナット交換されている可能性を考慮するとこっちのほうが確実

●ブリーザーチューブで判別:前期か後期

モトコ隊の文系さんから教えて貰ったネタ

・凸を確認

凸無しが前期、凸有りが後期

・クランクケース内

チューブの取り回しが違います
前期は下に1本のみ、後期は上下に別れて開放されています
内圧の抜けが悪かったんでしょうかね

●オイルポンプで判別:前期か後期

エンジン上面から

・ニップルの向き

黄印がオイル入力、赤印がオイル出力
前期は入力が上方、後期は後方から。
出力は前期後期共に共通です


ネットオークションや検索でヒットしたカレコ情報の
仕様を判別する材料にでもなれば幸いです

カレンの見分け[車体編]


冬季作業がなにも進まないんで
ほったらかしてたメモをまとめてみました。

カレコ化の話は置いておいて
純粋にカレン型式判別方法を挙げていきます


●基本は号機確認

フレーム号機の打刻はステム左横
「AB04-*******」と打たれているはずです
それを覚えるなりメモするなりして次へ


・号機管理表

先の号機番号と号機管理表を照らし合わせます
お手持ちの型式は適合しましたでしょうか?

恥ずかしながら自分は昔っから、この表が苦手で利用したことがありません
ですから、**が付いてるからNX50zだ、**だからNX50Mzだ、と書けませんので
以降は
6V前期
6V後期
12V前期
12V後期
の4種類の表記とさせて頂きます

※とりあえずカレンSは12V後期と同じ扱い
※6V後期は資料不足の為 判定の信頼性が低い可能性アリ


●ハンドルスイッチで判別:6Vか12V

右か左のどちらかが見えていればOK

・右ハンドルスイッチ

セルスイッチが付いていれば12V

・左ハンドルスイッチ

ライトHi-Lowスイッチがあれば12V

・6Vカレンはモトコと同じ

セルスイッチもHi-Low切り替えも無ければ6V
(画像はモトコンポ)


●シート付近で判別:前期か後期


・シート下

シートを上げるとオイルタンクとバッテリーが見えます
オイルレベルセンサーが付いていると後期、無ければ前期
(画像の車体はレベルセンサーがあるから後期)

バッテリーが6Vなら6V、12Vなら12V、まんまですね
赤印のステーは6V・12V共用
6V刻印の裏に12Vの文字も打たれていて判別材料になりません
現にこの12V車も6V刻印が表になってます

・オイル残量確認窓

フレーム左側面
オイルレベルセンサー未装備の前期はオイル確認窓有り
オイルレベルセンサーが装備されている後期は窓無し

●6V・12Vと前期後期の判別組み合わせ:まとめ

セルスイッチ→無し:6V 有り:12V
オイル確認窓→有り:前期 無し:後期

上記2つの結果を組み合わせると

セルスイッチ無し+オイル窓有り=6V前期
セルスイッチ無し+オイル窓無し=6V後期?(6Vでレベルセンサー付きがあるのか未確認)

セルスイッチ有り+オイル窓有り=12V前期
セルスイッチ有り+オイル窓無し=12V後期

これらは「カレン」の形が残っているときに有効です
カレコ化を狙っているときにありがちなエンジン単体での判別は次回へ。
プロフィール

一三六

Author:一三六
北海道富良野地方在住の
道産子モトコンパーです
指が不自由な人だったりします
Mail: maru***@hotmail.co.jp
(*** を 247 にして下さい)

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